


何も考えずに適当にアコギを選んで買ってしまうと「めちゃくちゃ弾きにくいじゃん…」となって挫折してしまい、お金を無駄にしてしまいますよ!
この記事の内容
- 予算で選んでいこう
- アコギの種類で選んでいこう
- アコギのサイズで選んでいこう
- 必要なものをそろえていこう
- 入門セットで十分
- アコースティックギター初心者におすすめ5選
こんな人に読んでほしい
- アコギをこれから始めたい人
- アコギ選びで悩んでいる人
- アコギをプレゼントしたいと考えている人
こんな人が書いています
- アコギ歴17年目の九州男児。
- 地元宮崎と東京渋谷でワンマンLIVE経験あり。
- Apple Music他の配信サイトでオリジナル音源配信中。
- YouTube「ぐっちょんねる」でアコギ超・超・超初心者向けチャンネル放送中。
ぐっちょんの詳しいプロフィールはこちらをチェック!
目次
予算で選んでいく
ギターを初めて選ぶときは予算を先に決めておきましょう。
先に予算を決めておかないと、無駄に高い買い物をしてしまう恐れがあるからです。
初心者のうちから高いギターを買ったところで宝の持ち腐れになるのは目に見えています。
人から譲ってもらう分には良いですが、自分のお金で購入を考えている場合は「1万円~3万円」のもので十分です。
アコースティックギターの種類を選ぶ
アコースティックギターは大きく分けて3つに分類できます。
- フォークギター
- エレクトリックアコースティックギター(エレアコ)
- クラシックギター
1つずつ解説していきますね。
フォークギター
皆さんが思い描く一般的なギターで、アコギ=フォークギターという認識で大丈夫です。
ゆずやコブクロ、あいみょんなども使用しており、ジャンル問わず使用されることの多い楽器でもあります。
弦はスチール弦が使用されており、ピックか指弾きで演奏されます。
今後、弾き語りにチャレンジしていきたいという人はこちらのフォークギターを選んでいきましょう。
エレクトリックアコースティックギター(エレアコ)
上記のアコースティックギターにエレキギターの機能が備わったのがこちらのギターになります。
アンプなどに接続することができ、空間系のエフェクターなどで音色を変えることもできるのでライブなどで重宝されます。
エレキギターと違い、アンプに繋がなくてもアコギ特有のボディがあるので、普通のアコースティックギターとしても使用できるが特徴。
今後、ライブ活動もやっていきたいという人は最初の1本でエレアコを選んでみてもいいが、普通のアコギより少し値段が高くなります。
クラシックギター
クラシックギターはスパニッシュ・ギターやガット・ギターとも呼ばれることもあります。
フォークギターと違い弦にはは、テンション(弦の張り)が弱いナイロン弦が使われているため、ネックの反りが少ないのが特徴。
伴奏よりもソロ演奏向きで使われることが多いため。アコギやエレキに比べるとネックの幅が格段と広く、ギターの中でも最も幅が広い楽器となっています。
弾き語りよりもBGM的にソロギターを楽しみたいという人はクラシックギターがおすすめです。
アコースティックギターのサイズを選ぶ
アコースティックギターのサイズは大きく分けてドレッドノートとフォークサイズの2つに分類されます。
ドレッドノート
それまでになかった大きさから大型戦艦「ドレッドノート」の名がつけられました。
ボディのくびれの少なく名前の通り大きめの作りになっているので、フォークサイズと比べると音量は大きくなります。
ダイナミックなサウンドで音のバランスが良いのが特徴で、ストロークでコードをガンガン弾く演奏スタイルと相性ばっちりのギターサイズです。
弾き語りやバンド内でアコギを弾いてみたいという人におすすめのサイズとなっています。
フォークサイズ
上記のドレッドノート以外のものがフォークサイズとなり、ボディはしっかりとしたくびれのある形状になっています。
ギターのモデル名やサイズから「00(ダブルオー)」や「000(トリプルオー)」などの名前が付けられており、小ぶりなギターとなっています。
ドレッドノートに比べると音量は負けますが、アルペジオなどの繊細な演奏スタイルと相性が良く、メロディーを奏でたりソロギター向きなのがフォークサイズです。
女性の方や、伴奏よりもソロギターを中心に練習していきたいという人におすすめのサイズとなっています。
アコースティックギターのほかに必要なものを揃える
弦
フォークギターとエレアコはスティール弦、クラシックギターはナイロン弦が必要になってきます。
弦の太さはゲージと呼ばれ【エキストラライト、カスタムライト、ライト、ミディアム】の4種類があります。
ギター超・超・超初心者が弦を選ぶときは、間のサイズのカスタムライトかライトのどちらかがおすすめです。
弦交換についてこちらの記事で詳しく解説しています。
チューナー
6本ある各弦をそれぞれ決められた音に合わせていく作業のことをチューニングといい、チューニングするための道具をチューナーといいます。
チューニングするための道具として音叉やピッチパイプといったものがあるのですが、その中でも「クリップ式チューナー」がおすすめです。
ギターのヘッド部分に取り付けるだけで簡単にチューニングすることができるので初心者にも使いやすく、比較的安価で手にいれることができます。
こちらの記事でチューニングについて詳しく解説しているので合わせて読んでみてください。
ピック
ギターを演奏するときはピックを使うか指で弾くかの2つに分かれてきます。
弾き語りをやっていきたいからと言って、ピックを必ずしも使わないといけないわけではないので、どちらのスタイルでやるかは自分の好みで決めていきましょう。
個人的にはフィンガースタイルのほうがピックで弾くよりも、演奏の幅が広がるのでおすすめです。
ピックの種類についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください。
ギタースタンド
ギターを弾いていない時は、専用のスタンドに置いて保管するようにします。
スタンドに寄りかかるように置くタイプより吊り下げるタイプのほうが、ギターのネックへの負担を減らすことができておすすめです。
初心者のうちは直接壁に立てかけたり、床に寝かせたりしてしまいがちですが、ギターの損傷につながるので専用のスタンドを使うようにしましょう。
カポ
正式名称はカポタストといって、ギターのネック部分に取り付ける道具になっています。
難しいコードを弾きやすくしてくれたり、曲のキーを簡単に変えることができるのでギタリストには必須アイテムです。
カポにもさまざまな種類があるので、こちらの記事を参考に自分のあったカポを探してみてください。
クロス
アコギの手入れにかかせないのがクロスになります。
手にかいた汗が弦に付着したまま放置しておくとすぐに弦が劣化してしまい、チューニングが狂いやすくなったり、弦が切れやすくなる原因にもなります。
ギターを弾き終わったら毎回クロスを使って、弦やボディを丁寧に拭いてあげるようにしましょう。
ストラップ
ギターに取り付けて首と肩にぶら下げて使用するものがストラップです。
ライブなどで立って演奏するときはもちろんですが、初心者が家で座って練習するときにも使用することで、ギターが安定してコードが押さえやすくなったり疲れにくいメリットがあります。
レザーやコットン、ナイロンやポリエステルなど材質も様々でデザインもシンプルなものからキャラクターが描かれたものまでいろいろとあるので自分に合ったものを選んでいきましょう。
絶対に必要というものではないですが、今後立って演奏したい方やライブをガンガンやっていきたいという人は、もっていて損はないアイテムとなっています。
こだわりがなければ入門(初心者)セットで十分
「とりあえずアコギが欲しい!」という人は入門(初心者)セットをおすすめします。
値段もリーズナブルで、初心者に必要な道具が一式そろっており、手元にきたらすぐに始められるからです。
初心者におすすめのメーカーは記事の最後で詳しく紹介しますが、ここもこだわりがなければ予算内に収まるもので「8~16点セット」のものを選べば問題ないです。
アコースティックギター初心者におすすめ5選
上記で紹介した必要なものが一気にそろう「入門セット」を中心にご紹介させていただきます。
YAMAHA
ギター初心者からプロまで幅広い層に支持されている人気メーカー。
フォークソングからカントリー、ブルース、ロックまで、どんなジャンルでも活躍するサウンドが特徴となっています。
国内初のフォークギターであるFGシリーズなども作り出しており、日本人に合ったサイズ感のギターが多いのも魅力の一つです。
Morris
株式会社モリダイラ楽器が作り出すブランドで、国内外問わず人気の高いギターメーカーの一つ。
明るめのサウンドが特徴で全体的な音のバランスも良く、ライブやレコーディングなど色んな環境で重宝されています。
フィンガー・ピッキング向けに設計された「Sシリーズ」はソロギタリストにとくに人気の高いアコギです。
Fender
どちらかと言えばエレキギターの印象が強いですが、近年ではアコギにも力を入れ始めているFender。
Fenderサウンドは中高音域がしっかりと鳴るのが特徴なので、バンド内でアコギを弾いても埋もれることなく存在感を引き出してくれます。
マホガニーという材質をギター全体に使っているものが多く、見た目や音に暖かみがあり落ち着いた雰囲気が特徴のアコギです。
LEGEND
日本の名古屋に本社を置く「アリア」の子会社「legend」という会社が出しているアコギ。
名前自体はそんなに有名ではないですが、価格が安くて音も良いと評判が高いギターで入門セットでは常に上位に食い込む人気っぷりです。
「とりあえず初期費用は安く抑えたい!」という人はLEGENDをおすすめします。
S.Yairi
日本が誇るヤイリブランドのひとつで、井上陽水氏など国内アーティストにも愛用されているアコギ。
初心者の人が一本目のギターとして選ばれることも多く、価格もリーズナブルでサウンドも申し分ないクオリティーを発揮してくれます。
コンパクトギターも多くラインナップに取り揃えており、とくに女性や子どもへのプレゼントなどに人気が高い商品となっています。
【まとめ】アコギの選び方とおすすめアコギ5選
ここまで読んでいただきありがとうございます。
最後にギターを買うなら「店舗」と「ネット」どっちがいいの?という疑問があるとおもいますが
- とりあえずすぐにギターが欲しい!→ネット
- 自分に合ったギターをじっくり選びたい!→店舗
このような基準で決めて頂いて良いと思います。
初心者で選ぶときに重要なのは「自分の手にあっているか」なので、男性の方はどんなギターでも押さえくいということはないと思います。
女性や子どもの場合だと、ギターによっては手のサイズと合わないということがたまにあります。
上記で紹介したS.Yairiのようなコンパクトサイズのアコギを選べば問題はないと思いますが、心配な方は実際に店舗に行って直接触っているのが一番いいです。
ギター以外の必要な道具は店舗もネットも同じものになるので、買い物に行く手間などを考えるとネットで買ったほうが早く安く手に入ります。
入門セットについてこなかったものや、ピックや弦など追加で欲しい場合はAmazonや業界No.1のインターネット楽器販売専門サイト石橋楽器店などをうまく利用していきましょう。
このブログでは他にもアコギ初心者向けの解説記事を書いているので、ぜひ合わせて読んでみてください。
-
-
【初心者向け】アコギで簡単に練習できる邦楽5選【楽譜あり】
続きを見る
-
-
【初心者向け】アコギで簡単に練習できる洋楽5選【楽譜あり】
続きを見る
-
-
【アコギ初心者】意外と知らない?!コードの正しい押さえ方【ポイントは3つだけ】
続きを見る
そして、こちらのブログとYouTubeチャンネル「ぐっちょんねる」では、アコギの超・超・超初心者向けに解説を行っています。
今後も色々なコンテンツ作っていくので、「こんな記事書いてほしい!」「こんな動画上げてほしい!」などありましたら、こちらかYouTubeのほうへコメントお待ちしております。
アコギ超・超・超初心者の人は是非「ぐっちょんねる」もチャンネル登録して「極めるよりも楽しむ!」をモットーにしたアコギライフを一緒に楽しんでいきましょう!
それでは、また次のブログでお会いしましょう。
しーゆーねくすたーいむ バイバイ!!
またねー!
■ブログ「上京男子」では【上京して一人暮らしをしたい!】という人に向けて情報発信をしています!
【各SNSもやっているのでお気軽にフォローしてください!】