


この記事を読めば、アルペジオをコツを掴めて一気にアルペジオマスターへの道を駆け上っていけますよ!
この記事の内容
- タブ譜の読み方を覚えよう
- 手のフォームを覚えよう
- アルペジオの3つのコツを伝授
- アルペジオを練習してみよう
こんな人に読んでほしい
- アコギを始めたばかりの人
- アルペジオがなかなか弾けなくて苦戦している人
- 指弾きでアルペジオを習得したい人
こんな人が書いています
- アコギ歴17年目の九州男児。
- 地元宮崎と東京渋谷でワンマンLIVE経験あり。
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- YouTube「ぐっちょんねる」でアコギ超・超・超初心者向けチャンネル放送中。
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目次
アルペジオとは?
分散和音と言われるもので和音(コード)をバラバラに弾くことをアルペジオといいます。
ギターの場合、ピックを使うか指で弾くかで分かれるが、アコギの場合は指で弾くことのほうが多いです。
今回はアコギ解説ということで、指弾きで練習していくことを前提に解説していきます。
指で弾く場合は親指にサムピックをつけて弾くこともありますが、基本的なポイントは変わらないので、つけるつけないはどちらでも構いません。
【アルペジオの練習】タブ譜の読み方
ギターでは上記のようなタブ譜を使って、どう演奏すればいいかを確認します。
楽譜の最初に「TAB」と表記されているのがタブ譜で、一番下の線が6弦、1番上が1弦を表しており、線の上にある数字は押さえるフレットの場所になる。
【下から2番目の線に3】と表記されていたら【5弦の3フレット】を押さえればオッケ。
下記の動画で上記のタブ譜を演奏しているので参考にしていただけたらと思います。
【アルペジオの練習】手のフォーム
サウンドホールの真上に手を持ってくる
弦を弾く位置によって音の響きが変わってくるが、最初のうちはサウンドホールの真上で演奏するようにしましょう。
慣れてきたら、演奏の幅を広げる意味でヘッド寄りやブリッジ寄りに移動させて演奏してみるのもオッケ。
どの指でどの弦を弾くか覚えよう
基本的な指と弦の位置関係は下記の通り。
- 低音弦(6,5,4弦)→親指
- 3弦→人差し指
- 2弦→中指
- 1弦→薬指
慣れるまでは、どの指でどの弦を弾いているかをしっかりと意識しながら練習していきましょう。
小指はつけないで弾く
これは人によって意見は分かれますが、個人的には小指はつけないで覚えたほうが良いと思っています。
小指をつけると他の指(とくに薬指)の可動域が制限されるため、演奏の幅が狭くなったり、音の粒がきれいに揃わなくなったりします。
小指をつけることで手の位置が安定するメリットはあるのですが、慣れてこれば手の位置は自然と安定してくるので、小指をつけないでアルペジオを練習することをおすすめします。
【アルペジオの練習】うまく弾くための3つコツ
指同士が離れないようにする
親指以外の、4本の指が極力はなれないように意識して練習しましょう(くっつける必要はない)
離れないようにすることで、フォームが安定してピッキングもブレなくなり、スムーズなアルペジオができます。
シンプルに指が揃っていたほうが見た目もきれいに見えるので、上記の画像を参考にフォームを整えていきましょう。
指と弦は最短距離で弾く
弦を弾いたあとに、指が弦から離れすぎないようにしましょう。
離れすぎてしまうと、次のピッキングまでの動作が遅くなってしまい、もたついた演奏になってしまいます。
指が弦に触れるか触れないかの位置でキープできると、素早いピッキングやミュート(消音)などもうまくできるようになりますよ。
手の甲を動かさないようにする
指弾きでアルペジオを演奏するときは、手の甲を動かさないようにします。
手の甲を動かしてしまうと、間違った指で弦を弾いてしまったり、変に指に力が入り演奏に強弱がつけにくくなってしまいます。
上記の2つのコツができていれば、自然と手の甲は動かないと思うので、これらの3つをしっかりと意識してアルペジオを練習してみてください。
アルペジオを練習してみよう
練習するときは、メトロノームに合わせて練習するようにしましょう。
すべてBPM(一分間の拍数)は60と記載していますが、早ければテンポを下げて、慣れてきたら徐々にテンポを上げていきましょう。
【アルペジオ練習】Cコードのアルペジオ
Cコードを押さえた状態で、【6弦→3→2→3→1→3→2→3】の順番で弦を弾いていきます。
この【6→3→2→3→1→3→2→3】パターンはもっとも使われるアルペジオパターンの一つなので、ぜひ覚えておきましょう。
ストロークと違い鳴らない音はより目立つので、コードフォームも意識しつつ、一つ一つ音の音がきれいに鳴るように練習していきましょう。
【アルペジオ練習】Cコードの変化形
上記のCコードの変化形で、2弦(上から2本目の線)の数字が小節ごとに変化しています。
指で弾く順番は変わっておらず、コードを押さえている手の人差し指と小指を動かして、コードチェンジをしています。
コードチェンジがシンプルな分、ピッキングと弦を押さえるタイミングがずれないように注意しましょう。
【アルペジオ練習】他コードへのコードチェンジ
3~1弦のアルペジオパターンは変わっていませんが、低音弦(ベース音)がコードによって変わってくるので注意しましょう。
初心者のうちはアルペジオとコード進行を同時にやるのが難しいと思うので、最初のうちはコード進行とアルペジオを別々で練習しておくと、楽に演奏できるようになります。
コードチェンジをする時は、各コードの最後の音(赤丸の部分)は次のコードにいくための息継ぎとして開放弦(何も押さえていない状態)になっても問題ないので、無理にギリギリまで押さえておく必要はありません。
スリーフィンガーとは
名前の通り3本の指(親指、中指、薬指)で演奏するフィンガースタイルの奏法の一つ。
カントリー、ラグタイムなどの演奏でよく使われる奏法で、日本では70年代のフォークソングによく使われていました。
しかし最近では4本指で演奏するスタイルが主流なので、カントリーやラグタイムを演奏したいという人以外は無理に覚える必要はないでしょう。
【まとめ】ギター初心者が上達するための3つのコツ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
アルペジオはアコギ演奏でとくに多用され、演奏の幅も格段に広がるので、あきらめずに身につけられるよう練習していきましょう。
このブログでは他にもアコギ初心者向けの解説記事を書いているので、ぜひ合わせて読んでみてください。
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それでは、また次のブログでお会いしましょう。
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