


ぐっちょんもアコギ始めて2年目でソロギターに出会い、衝撃を受け、それ以来ソロギターをメインで活動してきました。
今回は、ソロギターの魅力から使われているテクニックまで詳しく解説していくので、この記事を読み終わったころには今すぐにでもソロギターを始めたくなっていますよ!
この記事の内容
- ソロギターの詳細とその魅力
- オープンチューニングと特殊テクニックの解説
- ソロギターの大会とおすすめのソロギタリストの紹介
こんな人に読んでほしい
- ソロギターを始めてみたい人
- 自分の演奏の幅を広げたい人
こんな人が書いています
- アコギ歴17年目の九州男児。
- 地元宮崎と東京渋谷でワンマンLIVE経験あり。
- Apple Music他の配信サイトでオリジナル音源配信中。
- YouTube「ぐっちょんねる」でアコギ超・超・超初心者向けチャンネル放送中。
ぐっちょんの詳しいプロフィールはこちらをチェック!
目次
ソロギターとは
ソロギターとはギター(おもにアコギ)1本だけでメロディ・ベース・伴奏を同時に演奏するスタイルのことを言い、演者のことをソロギタリストやフィンガーピッカーと呼びます。
メジャーなジャンルではないものの、近年ではYouTubeやSNSで認知度が高まってきて、ソロギタリストの人口は年々増えてきています。
ピックを使わずに指(または爪)だけで演奏されることが多く、様々なテクニックもあり、ソロギターと一口に言っても弾き手によって表現方法は十人十色で聴いているだけでも楽しめるのがソロギターです。
弾き語りとは違い歌を歌うことがないので高いスキルと表現力を求められますが、いざやってみるとギターの可能性や奥深さを感じることができるので、興味のある方はぜひこの記事を最後まで読んでみてください。
ソロギターの魅力とは
ソロギターの魅力は何と言ってもアコギ1本だけで一つの音楽が完成するということ。
ぐっちょんは押尾コータローさんの「翼~you are the HERO~」で初めてソロギターに触れたのですが、まぁ衝撃的でしたね。笑
「本当にギター1本だけで弾いてるのか?!」と聴き手が思わず惹き込まれてしまう魔力がソロギターにはあります。
ギターならではのテクニックやオープンチューニング(後述)がソロギターでしか表現できない世界観を作り出しています。
オープンチューニングとは
ソロギターではオープンチューニング(変則チューニング)と呼ばれるものがよく使われます。
普通の弾き語りなどで使用するレギュラーチューニングとは異なり、その数はたくさんあります。
下記がオープンチューニングの代表的なものです。(赤字はレギュラーチューニングから変化している音)
チューニングの名前 | 6弦 | 5弦 | 4弦 | 3弦 | 2弦 | 1弦 |
レギュラー | E | A | D | G | B | E |
ドロップD | D | A | D | G | B | E |
ダブルドロップD | D | A | D | G | B | D |
オープンG | D | G | D | G | B | D |
オープンD | D | A | D | F# | A | D |
DADGAD | D | A | D | G | A | D |
オープンチューニングを使うメリットとしては
- 弦を押さえなくても特定のコードを鳴らせる
- 演奏の幅が広がり、自由度を高めてくれる
- 同じ曲でも違った世界観を表現できる
ドロップDの場合、キーがDの曲を演奏するときに一番低い6弦をベース音として使うことができて、演奏に深みをだすことができます。
オープンGの場合は、弦を何も押さえなくてもGコードの響きが鳴るので、ブルースやカントリーを演奏するときのスライドギターで多く使用されてたりします。
慣れないうちはチューニングを変えるだけで大変ですが、慣れてこればその響きに魅了されて弾き続けたくなりますよ。
ソロギターの特殊な奏法を紹介
ソロギターの魅力は様々なテクニックから生まれています
ここではソロギターで用いられる特殊テクニックをいくつかご紹介していきます。
ネイルアタック
利き手の中指・薬指の爪を弦にぶつける奏法。
動作としてはデコピンと同じ原理で、サウンドもノイズ音に近く「チャッ」といた音になります。
弦を弾くというよりもリズムをとるときに使用される奏法です。
スラム奏法
ギターの弦を弾きながらボディを叩いてドラムのバスドラとスネアの音を出す奏法。
これぞまさにソロギター!というテクニックで、ソロギター始める方はぜひ身につけたいスキルの一つです。
フィンランド出身のギタリスト・ペッテリ・サリオラ氏が編み出したもので、最近では弾き語りでもこの奏法を取り入れてるシンガーさんをよく見かけます。
タッピング
弦を叩くことで音を出す奏法で、エレキギターでも多用されているテクニックの一つ。
ライトハンド奏法とも呼ばれ、弦をはじいて音を出すのではなく、右手の指で弦を指板に叩きつけることで音がでる仕組みになっています。
押尾コータロー氏のオーロラという曲は、曲の大部分がタッピングで演奏されており、初めて見る方には衝撃を受けると思うのでぜひご覧ください。
タッピング・ハーモニクス
ハーモニクスポジションを右手で叩くことでハーモニクス音をだす奏法です。
上記のタッピングとは違い、叩いたらすぐに手を離すことでキレイなハーモニクスを出すことができます。
ボディヒット
ギターのボディを叩くことで、パーカッシブな演奏を可能とする奏法です。
叩き方や叩く場所によって響く音が変わってくるので、弾き手のセンスが表れるのが特徴でもあります。
アコギは叩かれるためには作れてはいないので、力任せに叩くとボディが割れたりすることがあるので注意しましょう。
雅(MIYABI)氏のこちらの演奏はボディヒットが巧みに使用された曲になっています。
ソロギターの大会も実はある
ソロギターの大会も世界各地で開催されています。
日本国内で有名なのは、Morrisで有名なモリダイラ楽器主催の「Morris フィンガーピッキング・デイ(FPD)」が定期的に開催されています。
ソロギタリストで有名な西村歩 氏や井草誠二 氏もこのコンテストでの受賞歴があるギタリストで、ソロギタリストの登竜門的なコンテストにもなっています。
こうした大会に出場することを目標にソロギターを始めると、上達スピードも変わってくると思いますよ。
おすすめのソロギタリストを紹介
ソロギタリストは国内外にプロアマ含めるとたくさんの数いらっしゃいます。
こちらの記事では国内のおすすめのソロギタリストを紹介しているので是非読んでみてください。
【まとめ】
ここまで読んでいただきありがとうございます。
ソロギターはアルペジオで演奏されることが多いので、アコギ初心者からしたら難しく感じるかもしれません。
しかし、一度ソロギターの奏法を身につけてしまえば弾き語りのバッキングでも応用できたするので、気になる方はぜひトライしてみてください。
初心者には南澤大介さんが監修している「ソロギターのしらべ」という楽譜がおすすめです。
アニメや映画、クラシックからポップスまで幅広いジャンルの曲たちがギター1本でアレンジされており、1曲ずつ解説もついているので、ソロギター初心者のバイブルになること間違いなしの楽譜となっています。
「ソロギターのしらべ」はシリーズ化しており、たくさん出版されているので、自分の弾きたい曲が入っているものを選んでみましょう。
このブログでは他にもアコギ初心者向けの解説記事を書いているので、ぜひ合わせて読んでみてください。
-
-
【保存版】アコギ初心者が知っておくべき4つの練習方法とその流れ
続きを見る
-
-
【アルペジオとは?】ギター初心者が上達するための3つのコツ【画像と動画で解説】
続きを見る
-
-
【ゆずの曲をギターで弾こう!】アコギ初心者におすすめの練習曲【10選】
続きを見る
そして、こちらのブログとYouTubeチャンネル「ぐっちょんねる」では、アコギの超・超・超初心者向けに解説を行っています。
今後も色々なコンテンツ作っていくので、「こんな記事書いてほしい!」「こんな動画上げてほしい!」などありましたら、こちらかYouTubeのほうへコメントお待ちしております。
アコギ超・超・超初心者の人は是非「ぐっちょんねる」もチャンネル登録して「極めるよりも楽しむ!」をモットーにしたアコギライフを一緒に楽しんでいきましょう!
それでは、また次のブログでお会いしましょう。
しーゆーねくすたーいむ バイバイ!!
またねー!
■ブログ「上京男子」では【上京して一人暮らしをしたい!】という人に向けて情報発信をしています!
【各SNSもやっているのでお気軽にフォローしてください!】