


ぐっちょんは、DTMで「音源作成」、TuneCoreで「配信サイトへリリース」「AmazonでのCD販売」等を、完全個人でやっています。
そして、手に取ってくれる人がたくさんいて、しっかり収益もいただくことができています。

本記事では、ぐっちょんがやってきたオリジナル曲の配信・販売のやりかたを解説していきます。
この記事を読んで、あなたのオリジナル曲を全世界の人へ届けちゃいましょう!
この記事の内容
- オリジナル曲の配信・販売のやり方を解説
こんな人が書いています
- アコギ歴17年目の九州男児。
- 地元宮崎と東京渋谷でワンマンLIVE経験あり。
- Apple Music他の配信サイトでオリジナル音源配信中。
- YouTube「ぐっちょんねる」でアコギ超・超・超初心者向けチャンネル放送中。
ぐっちょんの詳しいプロフィールはこちらをチェック
目次
オリジナル曲を世界に届けるまでの流れ
ぐっちょんは下記の流れでやりました。
- DTMで音源作成
- TuneCoreに登録
「え、これだけ?!」と思うかもしれませんが、これだけです。
TuneCoreには初めての登録だったので、とりあえず1年契約にしたのですが、契約費用も約6000円ほど。
音源作成も登録も、PCのみの在宅で完結しており、それ以外はTuneCore側ですべてやってくれるので、めちゃくちゃコスパが良いです。
- 「なるべくコストを抑えたい!」
- 「在庫なしでCD販売をしたい!」
- 「配信サイトでリリースしたい!」
こんな人は、ぜひ本記事を読んで、実際に行動に移してみましょう。
DTMで音源作成
ぐっちょんは下記の機器環境で、音源を作成しました。
実際に使用している機器名と、おおよその値段を紹介しておきます。
使用機器一覧
- OS→Windows
- デスクトップPC→ヒューレット・パッカード(約10万円)
- アコギ→FURCH OM23-CRCT(約20万円、リンク先は同シリーズギター)
- DAWソフト→Cubase Elements 9(約13000円リンク先は最新版)
- オーディオインターフェース→TASCAM US-144MK2(約7000円)
- エフェクター→ALESIS NanoVerb(金額忘れた、製造中止)
- スピーカー→YAMAHA MSP3(約13000円×LR1機ずつ)
- ヘッドホン→audio-technica ATH-M50(約10000円、リンク先は上位モデル)
あとは、ギターと機器類とパソコンをつなぐケーブルだけです。
ソロギタースタイルなので、マイクは必要ありません。

0から一気に全部そろえるとなると、相当な費用がかかってきます。
自分がいま使っているもので、使用できるものがあれば無理に新しく買わずに、使っていきましょう。
次は、TuneCoreの登録方法を解説していきますね。
TuneCoreとは
TuneCoreは、デジタル音楽の配信サービスを提供する会社です。
下記の特徴があります。
収益を100%還元してくれる
楽曲の売上から、配信ストアの手数料を除くすべての収益を、アーティストに還元してくれます。
手数料以外がすべて自分の利益になるのは、めちゃくちゃ嬉しいですよね。
原盤譲渡の必要がない
レコード会社と契約する際は、原盤(あなたが作った音源)に関する著作隣接権を、レコード会社に譲渡する契約を結ぶのが一般的です。
しかしTuneCoreの場合は、原盤権の譲渡は必要なく、配信後も楽曲の権利はあなた自身にあります。
料金プランが分かりやすい
TuneCoreの基本的な料金プランは下記の通り。
- シングル ¥1,410(税抜)/年〜
- アルバム ¥4,750(税抜)/年〜
- リングトーン ¥1,410(税抜)/年〜
リングトーンとは、着信音のこと。
契約年数も1〜3年で選ぶことができます。
簡単かつ最速
TuneCoreが連携している、すべての配信ストアへ一括配信してくれるので、こちらがやるのとは登録情報を入力して送るだけ。
配信サイト一覧
iTunes Store/Apple Music/Amazon/Amazon Music Unlimited/music.jp STORE/oricon ME!/Spotify/KKBOX/うたパス/レコチョク/mora/Media Do/YouTube Music/Google Play Music/e-onkyo music/LINE MUSIC/AWA/SMART USEN/dwango.jp/OTOTOY/Rakuten Music/mysound/DEEZER/着信★うた♪by KONAMI/PlayNetwork/Gracenote/Shazam/TikTok
登録内容に問題がなければ、最短2日で販売が開始されます。
TuneCoreでできること
TuneCoreでできることは以下の5つ。
- 配信サイトにリリース
- YouTube コンテンツ収益化
- Facebook Music プロダクト
- AmazonでのDOD受託サービス
- Video Kicks ビデオ配信サービス
このうちぐっちょんは1~4を活用しているので、そちらを順に説明していきます。
難しい単語がいっぱいですが、中身はシンプルなので、1つずつわかりやすく解説していきますね。
配信サイトにリリース
Tunecoreより引用
プロアマ問わず、誰でもオリジナルの曲を世界185カ国以上の配信ストアで、配信販売できるサービスとなります。
自分で作成した音楽ファイル1曲以上と、ジャケット写真が1枚あれば配信可能なんです。
審査はありますが、よほどのことがない限り落ちることはないかと思います。
登録手順はTunecore公式サイトで分かりやすく紹介されているので、そちらを参考にしてみてください。
登録自体も問題なく進めば10分ほどで終わりますよ。
登録時のポイント
- 利用料は「配信審査」を通過するまでは一切発生しません。
- 4名以上で構成されているアルバムの場合、アーティスト選択画面でVarious Artistsを選択する。
- 情報に不備があると審査を通らないことも。

ぐっちょんのアルバム曲に「泡沫」という曲があり、タイトル表記を「泡沫~うたかた~」としていました。
結果、上記のような修正依頼がきたので、同じようなタイトルを付けようと考えている人は注意しましょう。
修正依頼内容に対して、質問メールもしたのですが、その日のうちに回答してくれたりと、迅速に対応していただきました。
修正依頼があったので少し手こずりましたが、それでも申請してから2日で、配信開始となりました。
YouTube コンテンツ収益化
Tunecoreより引用
YouTubeに楽曲登録することで、誰かがアップロードした動画に自分の楽曲が使われていると、収益が入るサービス。
楽曲を登録すると、YouTubeが提供する『コンテンツIDサービス』に登録されます。
YouTube上にアップロードされている、あるいは将来的にアップロードされる全ての動画から、どの YouTube動画に楽曲が使用されているかをYoutube コンテンツIDの仕組みをもとに、特定します。
YouTubeは特定した 動画に対して広告を表示させることが可能になり、登録されたYouTube楽曲による収益化が開始される仕組みとなります。
例えばどこかの誰かが、あなたの楽曲を動画内のBGMとして使用してくれた場合、そのYouTube動画が収益対象になるという感じです。
コンテンツIDサービスの詳細は、コチラの動画よりご確認ください。
YouTube収益化のポイント
- 249の地域でアップロードされる動画が収益化の対象
- 最短2日で『 YouTube Content ID システム』に登録
- YouTube収益の80%があなたの収益になる
- 登録可能な楽曲は、配信中のリリース(シングル・アルバム)のみ。
- 初回登録時(1度だけ)に、初期費用¥1,410(税抜)がかかる
1500円弱を1回払うだけで、コンテンツIDに登録してくれるのは、正直めちゃくちゃ安い。
オリジナルの楽曲をリリースできた人は、Tunecore公式サイトからYouTubeコンテンツ収益化に、ぜひ登録してみてください。
Facebook Music プロダクト
Tunecoreより引用
FacebookやInstagramなどに、楽曲登録が可能となるサービス。
Facebookのストーリーズの投稿で、音楽スタンプとして、あなたの登録楽曲をFacebookを使用するすべての人が使えるんです。
Facebookでのミュージックスタンプの使い方は上記の画像どおり。
- 「ストーリーズを作成」で「音楽」をタップ
- 「音楽を検索」で登録したオリジナル曲のタイトルを入れる
- 同タイトルが複数出てくる場合もあるので、その中から探す
- 15秒間だけ使えるので、好きな部分を選択してアップする
やり方はめちゃくちゃシンプルですね。

しかも、登録料など初期費用が一切かからず、Facebook収益の80%を収益としてもらえるんです。
配信サイトにリリースした人は、こちらも必ず一緒に登録するようにしましょう!
登録方法は、Tunecore公式サイトの下まで進み、「Facebook Music プロダクト」からおこないましょう。
AmazonでのDOD受託サービス
Tunecoreより引用
DODは「ディスク・オン・デマンド」の略。
仕組みはこんな感じ。
- 作った音源やジャケット写真のデータ等をAmazonに送る
- 注文が入ったらAmazon側がデータを元にCDを作成
- 注文者のもとに配送してくれる
要するにデータさえ送れば、あとはAmazon側ですべてやってくれるので、在庫を抱える必要もなく、CDを流通させることができるんです。
Amazon DODのポイント
- 収益は、販売希望価格の約35.7%
- 販売希望価格は1000円(税抜)以上から設定可能。
- だれでも簡単にできる「カスタマイズ機能」あり
- オリコンがチャートにも反映される
- 最短7日間でCD販売が可能
デザイン知識がなくても、カスタマイズ機能で、だれでも簡単にできるのはうれしいですよね。
ちなにみぐっちょんは、自分の写真をデザイン素材として利用しました。
実際にぐっちょんが送ったデータが、コチラ。
そして実際にAmazonから届いたCDが、コチラ。
しっかりとそのままCDを作ってくれます。
ちなみに、表紙とバックインレイ(中面)の写真は、iPhoneで撮った写真、
それ以外の写真は、友達の1眼レフで撮ってもらった写真になります。
注意してほしいのが、登録された後は、その情報を一切変更することができないということ。

登録する写真や、写真に記入するものに間違いや漏れがないかを、しっかりと確認するようにしましょう。
こちらも、リリース楽曲を使用するものになっており、なんと登録費や初期費用は0。
こんな人におすすめ
- 世界中に自分のCDを流通させたい!
- CD作成したいけど、あまりコストをかけたくない!
- 在庫を抱えることなく、オリジナルCDを作りたい!
- イベントやライブでしっかりとしたCDを販売したい!
こちらの登録方法も、Tunecore公式サイトの下まで進み、「DOD (Disc on Demand) 受託サービス」からおこないます。
ぜひ、自分のオリジナル曲をCDとして、いろんな人に届てあげましょう!

【まとめ】世界にオリジナル曲を届けよう
ここまで読んでいただきありがとうございます。
自分の作った曲が世界中に配信・販売されるのはめちゃくちゃうれしいものです。
Tunecoreはオリジナル曲を1曲からでも、配信・販売することが可能です。
一度登録してしまえば、半永久的にこの世界に自分の曲を残すことができます。
ぜひ、あなたの心のこもったオリジナル曲を、世界のどこかで必要としてる人に届けてあげましょう。
このブログでは他にもアコギ初心者向けの解説記事を書いているので、ぜひ合わせて読んでみてください。
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【保存版】アコギのコードチェンジができない理由と4つのコツ【画像付きで解説】
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【VOD】ゆずのライブ映像を動画配信サービスで観よう【無料で観れる方法あり】
そして、こちらのブログとYouTubeチャンネル「ぐっちょんねる」では、アコギの超・超・超初心者向けに解説を行っています。
今後も色々なコンテンツ作っていくので、「こんな記事書いてほしい!」「こんな動画上げてほしい!」などありましたら、こちらかYouTubeのほうへコメントお待ちしております。
アコギ超・超・超初心者の人は是非「ぐっちょんねる」もチャンネル登録して「極めるよりも楽しむ!」をモットーにしたアコギライフを一緒に楽しんでいきましょう!
それでは、また次のブログでお会いしましょう。
しーゆーねくすたーいむ バイバイ!!
またねー!
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